松久淳オフィシャルサイト週松(自前)表紙 > トップ > 日記(でも10年前の)

 

 かつて週松で、「10年前の若い自分の日記に自分でつっこむ」という連載をしていました。後に、それをもとに2年ほどオヤジオシャレ雑誌で連載をしてたりもしました。もうそのときの楽しい原稿は削除しましたが、こんなのがあった、という記録だけ残しております。どうもすいません。

 左は証拠写真「たまりにたまった15冊(=私のネタ元)」

 

●今月の(でも10年前の)日記リサイクル

24 未公開日記おもいっきり見せちゃいますスペシャル2。<新社会人編>
23 未公開日記おもいっきり見せちゃいますスペシャル1。<大学生編>
22 <総括>いかにして私はちょいモテオヤジになれず、ヤング晩年に突入したのか。
21 確かにモテる男は料理も上手。
20 若いうちはオシャレな街に住んではいけない。
19 何をどうしてもガンダム。
18 大人の酒のたしなみ方は、大人になってもわからない。
17 オヤジギャグはオヤジにしか言えない。
16 長電話中は世界の王様。
15 (中途半端な)恋愛の達人。
14 RPG好きは中年の序曲。
13 ハイテク音痴は大人になっても直らない。
12 文科系はいきなり体育会系になったりしない。
11 マメな男はもてる、マメすぎる男はもてない。
10 「天国の本屋」はこんな連中が書いてます。
9 ターザンを読んでも何も変わらない人。
8 若いときの「作品」は恥ずかしくても捨ててはいけない。
7 大人の恋は醜いが若者の恋は恥ずかしい。
6 ハワイって、いいよね。
5 忘れられない彼女・・・を忘れる。
4 アニバーサリーにも才能はいる。
3 大人になってから好きになるものはない。
2 モテなかった奴は、いきなりモテたりしない。
1 人生はやり直しがきかない。

サファリ誌2003年11月号〜2004年10月号で2年間連載

●日記リサイクルのみ公開時のまえがき 2004年6月

 さて、長らく楽しんでいただいた、「日記(でも10年前の)」ですが、とりあえずそのベスト版ともいえる「日記リサイクル」のみの公開となりました。読みそびれた方は右下の削除目次をご覧になって地団駄踏んでみてください。出版に前向きな関係者の方はこっそりご連絡ください。

●日記リサイクル公開時のまえがき 2004年1月

 2004年(1994年)は、しばらく日記をお休みします。いえ、別に書いたら困ることがあるのではなく、 93年12月の日記に書いてあるとおり、「なんとなくいまの自分と地続き」なので、本人的にあまり面白くないかなと。

 このコーナーの趣旨は「10年前の自分は他人だ」ですが、すいません、34歳の自分から見た24歳の自分はおもいっきり他人ですけど、35歳の自分から見た25歳の自分はそう他人でもない、ということに気づいてしまいました。

 つまりこの10年、私はほとんど成長してないということになります。いりませんかそんな分析。

 ですのでしばらく、10年前の日記をひもときながらエッセイを書いておりますので、それにてお茶を濁させてください。目次の「今月の(でも10年前の)日記リサイクル」です。でもこれも面白いですよ。自分で言いますが。

●日記(でも10年前の)公開時のまえがき 2000年7月

 ホームページといえば日記がつきものですが、あれ、面白くないですよね。

 そこそこ有名な方の日記ならその趣味を覗き見するような楽しさがありますし、評論家の方の日記なら本なり映画なり音楽なりにどんな視点を持ってるのかを知って勉強になることもあります。

 が、「感想文日記」には、まず読み物としての面白さがないという致命的な欠点があり、さらには「こんな趣味を持ってる僕(私)って、どう?」というおぞましい自己顕示欲も見え隠れして、気持ち悪いですね。  

 インターネットでは誰もが評論家になれる云々などとほざく方がたまにいますが、冗談言っちゃいけません。あるいは、本当に日記を書くのならとことん、「今日はこんな女をこんな風に口説いて、3回連続でセックスして、体位はこうでああで」となんて書いていてほしいものです。  

 というわけで、くだらない企画をひとつ。  

 私は89年から毎日欠かさず日記をつけているダイアリストなんですが、「10年前の自分は他人だ」を前提に、10年前の自分の日記を今の自分がつっこむ、という自分マニア極まれりなことをしてみようと思います。

2000年7月〜2004年6月の間、公開してました。

 

■2000年7月〜2004年6月に公開していた日記(でも10年前の)の目次

1993年12月 「四捨五入30」時代への序曲。
1993年11月 エンディングまで泣くんじゃない。
1993年10月 リレミト&ルーラ。
1993年9月 ちゃちゃちゃーちゃーちゃーちゃーちゃーちゃーちゃちゃちゃーちゃちゃちゃちゃちゃーちゃーちゃ。
1993年8月 アクティブサマー'93。
1993年7月 まゆみ。
1993年6月 涙もろさも彼岸まで。
1993年5月 人はヒマになるとロクなことをしません。
1993年4月 同窓クッセス。
1993年3月 好きな人には甘酸っぱく、そうでない人には本当に冷たく。
1993年2月 乱離骨灰鬼胎草。
1993年1月 はーるのーこもれびのーなかでー。

1992年12月 彼女とロールキャベツ。
1992年11月 ミイラ取りはミイラになるんでしょうか。
1992年10月 サワノボラー。
1992年9月 ワールドミュージックとポラロイド。
1992年8月 アウトドアなナイスガイ。
1992年7月 夏バテしたら電話で。
1992年6月 前科2犯。
1992年5月 男子1人春物語。
1992年4月 都営新宿線生活。
1992年3月 10年前の遺産で食ってます。
1992年2月 やることなければ映画鑑賞。

1992年1月 レモンの季節。
1991年12月 目隠し、馬乗り、口内……。
1991年11月 毎日がサンライズ。
1991年10月 嘘をついてはいけません。
1991年9月 おにぎりはどこへ消えた?
1991年8月 千代田線爆乳娘。
1991年7月 ソラで言えるのはろくでもないことばかり。
1991年6月 あやうく信者になるところでした。
1991年5月 入院って楽しいね。
1991年4月 桜はあっというまに散るものです。
1991年3月 最高に甘酸っぱくて、少しせつない春でした。
1991年2月 スペインにて君を想ふ、なんてな。
1991年1月 湾岸戦争なんかどーでもよかった人。

1990年12月  そして寂しく1年が終わるのでした。
1990年11月 あのとき、葛根湯を薦めた女性は…。
1990年10月 質より量、な女たち。
1990年9月 皿を回していばるバカ。
1990年8月  頭上を清掃車が駆け抜けていった朝。
1990年7月 就職試験と学科試験のさなかに×3(かけるさん)。
1990年6月  ヒマな大学生のお勉強デート。
1990年5月 これがホントの出血大サービス。
1990年4月 「皆様のナンバー2」炸裂中。
1990年3月  高円寺の風俗と全日空ホテルのスイート。
1990年2月 すっぽかされた日、あなたはとてもおセンチに。
1990年1月 あのころあなたは、ミスター・ビー。

1989年下半期 年を取るのが早いと思います(2001年の感想)。
1989年上半期 若いうちにはりきりすぎると、